ChatGPTやGeminiなどの生成AIに、名前や住所を入力しても大丈夫なのでしょうか。
履歴書を直してもらったり、仕事の文章を要約したり、悩みを相談したりすると、気づかないうちに個人情報まで書いてしまうことがあります。
結論からいうと、**個人情報を入力しただけで、すぐにインターネット上へ公開されるわけではありません。**ただし、入力した内容はサービス側へ送信されるため、他人に見られたら困る情報はそのまま入力しないほうが安全です。
この記事では、生成AIに入力しないほうがよい情報と、入力してしまったときの対処法を初心者向けに分かりやすく解説します。
生成AIに入力してはいけない個人情報
生成AIへ何か入力するときは、次の基準で考えると分かりやすくなります。
少しでも困ると感じる場合は、入力しないか、個人を特定できない表現へ置き換えましょう。
個人情報保護委員会も、生成AIを利用する際は、個人情報の利用目的やサービスの規約を確認するよう注意を呼びかけています。
そのまま入力しない6つの情報
一つだけなら分からなくても注意。
名前・住所・年齢・勤務先などを組み合わせることで、誰のことか特定される場合があります。
生成AIを怖がって、使わない必要はありません。必要のない個人情報を渡さず、必要な部分だけを伝えることが大切です。
「履歴・学習・メモリ」は別のもの
生成AIに入力した内容について考えるときは、次の3つを分けて考える必要があります。
履歴
過去の会話として、チャットの一覧に残ることです。
モデルの改善(学習)
入力内容が、AIの品質向上に使われる場合があります。
メモリ
好みや情報を、別の会話でも利用する機能です。
一つをオフにしても、ほかが自動で消えるわけではありません。モデル改善への利用をオフにしても履歴は残る場合があり、会話を削除してもメモリは別に確認が必要なことがあります。
個人情報を入力してしまったら?
内容によっては、会話を削除するだけでは不十分です。
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最初に
該当する会話を削除する
入力した内容が残っているチャットを確認します。
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確認
メモリに保存されていないか確認する
会話履歴とは別に、記憶された情報も確認します。
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すぐ対応
パスワードを入力したら変更する
同じパスワードを使っているサービスも見直します。
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すぐ対応
カード情報ならカード会社へ相談する
利用停止や再発行が必要か、早めに確認します。
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要報告
会社や顧客の情報なら勤務先へ報告する
自己判断で終わらせず、勤務先のルールに従います。
直ちに大きな問題が起きるとは限りません。会話やメモリを確認しましょう。
悪用や情報漏えいにつながる可能性があるため、変更や相談まで行います。
生成AIを安全に使う3つの方法
難しい知識は必要ありません。入力する前に、次の3つを意識するだけでも個人情報を守りやすくなります。
個人を特定できない表現に変える
実名や正確な住所を使わず、意味が伝わる範囲で情報をぼかします。
プライバシー設定を確認する
使っている生成AIに、データ利用を調整する設定があるか確認しましょう。
- モデル改善への利用をオフにする
- 一時チャットを使う
- 履歴やメモリを見直す
一時チャットでも、安全確認などのために一定期間保存される場合があります。
必要な情報だけを入力する
文章を丸ごと貼り付ける前に、回答に必要のない情報を削除します。
すべてを隠す必要はありません。 AIが答えるために必要な情報だけを渡すことが、安全に使うコツです。
まとめ
個人情報は「必要な分だけ」が基本
生成AIに個人情報を入力しても、それだけですぐネット上へ公開されるわけではありません。ただし、入力内容の保存や利用方法は、サービスや設定によって異なります。
パスワード・カード番号・勤務先の機密情報は渡さない。
名前や住所は「Aさん」「東北地方」などへ置き換える。
会話やメモリを確認し、必要なら削除・変更・相談を行う。
一時チャットやプライバシー設定を使っても、入力内容には注意する。
個人情報をすべて伝えなくても、生成AIへ相談することはできます。AIが答えるために必要な情報だけを渡すことを意識して、安全に活用していきましょう。
